終末
煙のような匂いがした気がして目を開ける。隣にいるあなたが、始まった、とささやいた。きれいな青色の目が薄暗闇に浮かんで見えた。
私はあなたの手を握る。今日、世界が終わる、らしい。あなたの左手は汗ばんでたよりなく震えていた。
「見て」
あなたが指差した方を見る。彗星のような光が尾を引いていた。真っ暗な空に目がつぶれるほどの白が射す。右手をぎゅっと握り、私は息を詰めて光を見た。
煙のような匂いがした気がして目を開ける。隣にいるあなたが、始まった、とささやいた。きれいな青色の目が薄暗闇に浮かんで見えた。
私はあなたの手を握る。今日、世界が終わる、らしい。あなたの左手は汗ばんでたよりなく震えていた。
「見て」
あなたが指差した方を見る。彗星のような光が尾を引いていた。真っ暗な空に目がつぶれるほどの白が射す。右手をぎゅっと握り、私は息を詰めて光を見た。