末永く爆発しろ

隣に座っていたジャスティンが肩に顔を埋めるので、随分長く本に没頭していたようだった。自分は本を読み終えてしまい、退屈で構ってほしいのだろう。俺は微笑ましいような半ば呆れたような気持ちになり、「他の連中の前でこういうことをするんじゃないぞ」と苦笑した。ジャスティンは俺の顔をじっと見上げ、真剣な表情で口を開いた。
「……隊長も他の奴らの前でそんな顔したらだめだよ?」
俺はジャスティンの髪をくしゃりと撫でた。嬉しそうに笑う声が耳に届く。口の減らない小僧だと思いながら口元を引き締めた。

 


 

これは初めて書いたブラジャス